5~11歳の子どもに向けたワクチン接種が3月から開始されます。(自治体によっては既に始まっているところもあります)
接種を巡り、対象年齢となっている親御さんは大多数の方が複雑な思いを抱えているようです。
小児接種基礎知識
今回接種対象として追加されたのは、日本国内に住民登録のある5~11歳の子ども達。
国籍問わず日本国内に住所がある子どもが対象となります。
気になるワクチンですが、ファイザー社の小児用ワクチンを3週間の間隔で2回接種。
1回につき0.2ml(有効成分は12歳以上用ワクチンの1/3の量)のワクチン液を筋肉内に注射します。
十分な免疫ができるとされるのは2回目接種を終え7日以上経過したあたりからとのことです。
参照:小児用ワクチン説明書 000897513.pdf (mhlw.go.jp)
子への接種に慎重になる親達
全国的に小児のコロナ罹患者も多いようですが、今年に入ってから我が家の子ども達が通う小学校でも陽性反応が出た児童が頻出しており、学級閉鎖になるクラスが続出しています。
コロナの陽性反応が出たお子さんは2週間ほど学校を休まなければならず、家族に陽性者が出たことで親も職場に行けないなどの弊害が出ています。
子どもが罹患したらどうなるか…を考えるとワクチンで防げるものなら防ぎたいと考えがちですが、接種済者でも自分達(親)が打っているから子どもにも打たせたいと考えている親御さんは少数派のようです。
その理由として
・副反応リスク
・長期的安全性不明
・子どもがウイルスに罹患しても重症化しづらい
という点が挙げられます。
ここのところは西から徐々にピークアウトしたような感じもあり、接種の必要性をますます感じづらくなっているように思います。
東京都江東区が区内の保護者を対象に実施したアンケートで、子へのワクチン接種に対する不安について聞いたところ、保護者の9割が「大いにある」または「少しある」と回答。
また2割が「接種を希望しない」、5割弱が「様子を見て問題なければ接種したい」と答えたそうです。
5~11歳ワクチン接種 自治体が情報発信に力 : ニュース : 東京23区 : 地域 : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
大人の接種以上に子への接種に慎重になる親御さんが多いことがよくわかります。
私個人としては、子どもにワクチンは必要ないと思っています。
なぜなら、
・ウイルス罹患率がそこまでではない(2022年2月時点で2.4%。100人に2.4人の割合)
参照:日本のコロナ感染率と死亡率|統計ラボ (toukei-labo.info)
・万が一罹患しても無症状や軽症の場合が多く重症化しづらい
という理由からです。
最近、『ワクチン接種はコロナウイルス後遺症を軽減させる効果がある』とする記事が出回っていましたが、だからと言って特にワクチンの魅力は感じません。
後遺症が残ると大変だ、ということをアピールしたいようですが、そもそも罹患しているかどうかすらわからない無症状や軽症患者が多い中、わざわざ副作用や心筋炎リスクを背負ってまで確実に身体に打ち込むほどの価値がワクチンにあるのか甚だ疑問です。
罹るかどうかわからないウイルスよりも確実に身体に入る未知のワクチンの方が恐ろしいと私は感じていますが、いつ罹患するかわからないウイルスを事前にワクチンで予防したいという人の気持ちもわかります。
結局のところ、打って安心したいか打たずに安心したいかの違いだけで、命を守りたいことはみんな共通しています。
命の守り方が人それぞれ違うというだけで、他人にはそれを肯定も否定もできません。
打った打たないで差別や偏見を起こしては絶対になりません。
接種券を送付すべきか迷う自治体
5~11歳の接種は『努力義務』が外されているため、どこまで接種を勧めていいのか迷っている自治体が多いそうです。
※子どものワクチンのオミクロン株に対する有効性のデータが十分でないことなどが外れた理由で、今後データが出そろってきたときには努力義務となる可能性も十分あります。
私の市では、「希望者には3月中に接種券を発行して先行接種、特に希望がない場合には4月以降に順次接種券を発送する」という方法をとるそうですが、自治体によって対応が異なります。
今朝の記事によると、兵庫県の稲美町と播磨町は接種券を郵送せず希望者には窓口に来てもらい、副作用の説明を聞いてもなお希望する場合に接種券を渡すという手段をとるそうです。
接種券を送ることで考えずに子どもに打たせてしまう親が出てくることを懸念してのようです。
確かに、子どもの接種の有無は親の判断に委ねられているところがあるので、危険性を知らずに安易に打つことは後の後悔に繋がる危険性もありますからね。
自治体に負担はかかりますが、親御さんがしっかり理解した上で判断できるならそれが一番だと思います。
皆さんが納得のいく判断ができることを願っています。
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