【12~17歳のワクチン接種】1割が重篤な副反応。大半が男性にあらわれる傾向。

健康

12歳以上のお子さんにもワクチンが打てるようになってから、早数週間。

まだ治験段階にあるワクチンを子どもに接種をさせるべきかどうか、悩む親御さんも多いと聞きます。

健康な子どもにワクチンを打つ必要があるのか、でも校内クラスターも怖いし…と揺れる親心、よくわかります。

でもちょっと待って。

アメリカではこんなデータが出ています。

青少年の副反応、1割が重篤

今からちょうど1カ月ほど前、アメリカでとても興味深い発表がありました。

CDC(米疾病対策センター)が、アメリカ国内でファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを接種した12~17歳の子どもにあらわれた副反応9,246件のデータを解析したところ、9.3%が心筋炎を含む重篤な副反応を示していた(心筋炎を起こしていたのは4.3%)とのこと。

数字だけで見ると実に23~24人に1人が心筋炎になり、10人に1人は(心筋炎を含む)重篤な副反応にさらされるという高確率。

全く副反応がなかった人はこのデータには含まれていないようなので実際の率はもっと下がると予想されますが、それにしても恐ろしい。

こんなの打って本当に大丈夫なのか…と心配になりますよね…。

詳細記事はこちら→ワクチン、青少年の副反応の1割が重篤|最新医療ニュース|時事メディカル|時事通信の医療ニュースサイト (jiji.com)

心筋炎以外の重篤な症状とは

では、心筋炎以外の重篤症状とは一体何だったのでしょう。

重篤な副作用の中でも多かったのは

・胸痛(56.4%)

・トロポニン値上昇(41.7%)

・心筋炎(40.3%)、

・C反応性蛋白質値上昇(30.6%)

ワクチン接種後の死亡は14例あり、心筋炎が死因と判定された例はなかったそうです。

これら重篤な副反応が現れた人の7割が男性であったこともわかっていて、1回目の接種後よりも2回目接種後の方が発現率は高めとのこと。

健康な子どもにわざわざワクチンを打つことに抵抗のある親が多いのは納得です。

それでもやはりワクチン!?

前述のようなデータが出ていますが、「ワクチンの有益性は打たないリスクを上回る」として、アメリカでは現在も青少年への2回のワクチン接種が推奨されています。

一方イギリスでは、「健康な12~15歳への新型コロナウイルスワクチンの接種について、有益性(ベネフィット)が小さすぎる」として推奨しない方針を示していましたが、最近になり「1回の接種に留める」という方針になりました。

各国で対応が割れているところを見ると、結局のところ青少年へのワクチン接種の有益性はあるともないとも言えない微妙なラインではなかろうか、と感じます。

ワクチンを接種して副反応などの心配を今後ずっと持ち続けるか、ワクチンを接種せずに感染して重症化するかもしれないリスクに日々怯えるか。

どちらがいいとは一概に言えませんが、まだ治験中で安全性がよくわかっておらず、効果が持続しないことがわかっているワクチンをわざわざ子どもに打ってずっと心配し続けるくらいなら、すぐそこまで来ている国産ワクチンや治療薬の完成を感染対策をしながら待つ方がいいのかな…と私は思っています。

もちろん、待っている間に感染するリスクはあります。

でも、感染したり誰かにうつしたりというリスクはワクチン接種者も同じです。

重症化リスクは未接種者の方があるかもしれませんが、ワクチンを打っていれば重症化しないというわけでもない。

色々情報が交錯していますが、どこに重きを置くか、しっかり考えてみてください。

ちなみに、日本政府はワクチンに関するマイナス報道は一切しません。

今回取り上げたテーマだって、ワクチンを接種する人間にはとても大切な情報なのにニュースで見たことありましたか??

基本的に情報…特にワクチンに関するネガティブ情報は自分で集めないことには集まりません。

たくさん情報を仕入れて、その中で取捨選択していくようにしましょう。

おわりに

子どもへのワクチン接種、本当に難しい問題ですよね。

ワクチン接種をしたかどうか挙手をさせていた学校があるとニュースになっていたことは記憶に新しいと思います。

差別を生むと批判を浴びていましたが、実は子ども同士でも普段の会話の中で「ワクチン打った??」と度々話題に上がるそうです。

「あの子が打った、この子が打った…」と周りが打ち始めたから何となく打たないといけない雰囲気になっていると、同調して打つ人も多いそう。

大多数が接種後も元気に生きているとはいえ、後に何が出てくるかは誰にもわかりません。

後から後から色んな情報が出てきて、接種後に後悔している人も多いと聞きます。

「人がしているから」ではなく、本人や家族がよく吟味したうえで結論が出るといいですね。

ともあれ、今後も予防対策しっかりしていきましょう!

 

 

 

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