5月病にかかる子供が年々増加中。早期回復させるにはどうしたらいいの??

健康

この時期から心配されるのが5月病。

新年度の緊張の糸がGWあたりでプッツリと切れてしまい、『会社に行くのが辛い…』と大人がかかりやすいものとして広く認知されていました。

しかし今、5月病にかかる子どもは低年齢化しており、しかも年々増加傾向にあります。

背景に何があるのでしょうか。

5月病にかかる子ども達

『5月病』とは正式な医学用語ではなく、「だるさ」などの体調面、「やる気が起きない」などの精神面の不調が5月に一気に出やすい傾向があることからこのような名称になったと考えられています。

子どもの5月病は昔からもあった現象のようですが、特に近年は目に見えて増加傾向、しかも低年齢化も進んでいるとのことです。

一体子供達に何が起きているのでしょうか。

子ども達に起きた“変化”

昔から子どもの5月病はありましたが、今よりずっと少数だったそうです。

では今と昔では何が変わったのか。

それは、親の過保護さの度合いです。

出産年齢の高齢化や、経済状況から一人しか産めないという親が増え、その子どもに必要以上に手をかける親が増えてきています。

もちろん一人っ子だけでなく2人以上の子どもがいる家庭でも過保護な親はたくさん存在しますが、中でも一人っ子は親の注目がその子だけに向くためその影響は兄弟がいる子どもよりもより顕著に表れます。

家では王様・女王様のような扱いを受けている子供でも幼稚園や保育園などのいわゆる“社会”に出た時には自分の思い通りにいかないことや我慢することが多く、そうでない子に比べて必然的にストレスを溜めやすくなります。

周りに迷惑をかけることがあれば先生から注意を受けることもあるでしょうし、家と社会とのギャップについていけずに体調を崩す子が増えています。

一因は親にある

2000年に入った頃から“叱らずに褒める子育て”というものがブーム化していますが、これも原因の一つではないかと言われています。

子どもだって叱られるより親からうんと褒められるほうが気持ちがいいし「また頑張ろう!」と次への意欲に繋がるのですが、時にこれが子どもを苦しめることを親は知っておかなければなりません。

頑張る子、真面目な子ほど周りの期待に応えようとして無理をし、知らず知らずのうちに膨大なストレスを抱えてしまいます。

4月は緊張の中何とかこなしてきたものの長期休みとなるGWあたりで大きなストレスとなって子どもを襲い、休み明けに“行き渋り”が始まるのだそうです。

過剰に褒められて育った子供達は「親の期待を裏切らないように」と小さな体で自分の力以上に頑張ろうとしてしまいます。

子どもを褒める言葉のオンパレードよりも、「もう十分頑張っているんだからそんなに頑張らなくてもいいんだよ」「できない時にはできないって言っていいんだよ」という一言も時にはかけてあげてほしいと思います。

闘争心の強い親、周りの子どもと比べがちな親は、過度な期待を無意識のうちに子どもにかけていることが多いので、本当に注意してください。

5月病の症状

では具体的にどのような症状が出てくるのでしょうか。

5月病で起こりがちな症状は、以下の通りです。

---心の症状---
・今まで興味のあったことに興味を示さなくなる
・イライラしがちになる
・不安が大きく落ち込みが激しくなる
・無気力になる
---身体の症状---
・食欲の低下
・寝つきが悪い
・夜中に何度も目覚める
・朝起きられなくなる

 

そのほかの症状として、笑顔が普段に比べて少なくなってしまう子もいます。

幼児の場合は、これまでできていたことをしなくなったり、甘えたい気持ちが強くなる傾向があり、時にはイヤイヤ期が再来したかのような行動をとることも。

もし「いつもと違うな…」と気付いたことがあればそれとなく本人に聞いてみたり、場合によっては医師に相談したほうがいいかもしれません。

いつまで続く??

元気のない子どもの姿を見るのは親としては辛く、一体いつになったら元のように元気になるのだろう…と悶々としてしまいますよね。

もちろんその子の性格にもよりますが、1週間程度で終わる子もいれば2か月たってようやくという子もいます。

早めの復活を望むのはわかりますが、とにかく親が焦らないこと。

頑張りすぎた結果として5月病があらわれているわけですから、そんな状態の時に無理強いしたり、急かすようなことを言ったり、親の不満を態度に出してしまうのは絶対にNGです。

好きなことをさせ、見守ることが最も有効な手段です。

「ゆっくりでいいよ」「ちょっと休憩したいんだよね」「頑張りすぎなくてもいいんだからね」など、ゆったりした口調で、ぜひ笑顔でお子さんに伝えてあげてほしいと思います。

親はとにかく我が子が心配で「他の子ができていることができない」ということにとても敏感でとても落ち込みます。
お子さんの回復は周りの環境にかかっています。
早期回復を望むなら、親もゆったりとした気持ちでいましょう。

おわりに

子どもの5月病も大人と同じように起こるなんてちょっと驚きましたが、新生活に慣れるまでの大変さは大人も子供も同じなんですよね。

頑張って頑張って頑張ったところに長期休みが来るので、一気に疲れやストレスがでやすいようです。

そうならないためにも、「ちょっと頑張りすぎかな?」という時は肩の力を抜くようにアドバイスしてあげましょう。

無事に5月を乗り切れますように…!!

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