子どもに大人用ネイルはアレルギーの危険性。自然派マニキュアで親子でオシャレを楽しもう☆

生活

この時期、大人のオシャレに欠かせないのがネイル。

ママのお手入れされた指先、つま先を見て「私もやりたい!」と興味を示すお子さんが増えるのもこの時期です。

「ちょうど夏休みに入るし…」とご自身のマニキュアを塗ってあげる親御さんも多いのですが、子どもの爪はとってもデリケート。

子どもの爪に負担をかけない製品をチョイスしましょう。

子どもの爪はすぐに傷む!

子どもの爪の厚さは大人の半分~2/3程度しかなく、とてもやわらかいもの。

ちょっとの刺激ですぐに割れたり剥がれたりするので注意が必要な上、爪が薄いために薬剤等にも敏感です。

市販のマニキュアには化学物質が大量に含まれているため、子どもに安易に塗ってはいけません。

マニキュアの成分が薄い爪から皮膚に浸透する恐れ、爪をボロボロにしてしまう恐れなど、トラブルの元になることに。

そして特に気を付けなければならないのが除光液に含まれる成分です。

除光液は負担大!

除光液を使用する行為は大人にも子どもにも負担が大きく、爪を乾燥させ、変色の原因にもなります。

除光液に含まれる【アセトン】という成分は、吸い込むと頭痛、吐き気、気管支炎などを誘発することのあるとても刺激の強い薬剤。

子どもは大人以上に刺激に敏感なため、このアセトンの作用で体調を崩すことも決して珍しいことではありません。

一時的な症状で済むならまだいいのですが、「アレルギー性接触皮膚炎」を発症することもあるため油断はできませんよ!

アレルギー性接触皮膚炎

アレルギー性接触皮膚炎は、原因となる物質に繰り返し接触したり、特定の物質でアレルギー反応が引き起こされる症状です。

皮膚科を受診する人の約2割はアレルギー性接触皮膚炎だと言われるほどに頻繁に起こる症状で、その多くが化粧品、毛染め、外用薬、点眼液などの直接皮膚に触れる日用品が原因となっています。

この症状を引き起こした場合、原因物質との接触を意識して避けることが再発防止の重要なポイントになってきます。

子どもの爪・皮膚はまだ未完成で大人に比べて敏感なこと、外部の刺激からの保護機能が完全ではないことをよく理解し、適した製品を使用するようにしましょう。

子どもにオススメは?

子どももネイルを楽しめる!と謳っている商品はたくさんあります。

・水溶性マニキュア(水で落ちる)

・塗って乾燥するとシールのように剥がせるもの

・ネイルシール

等が代表的なところでしょうか。

 

☆水・石鹸で落とせるマニキュア☆

 


☆剥がせるマニキュア☆

 

 

☆ネイルシール☆

 

☆低年齢のお子様に☆

子どもは手を口に持っていきがちなので、いくら子ども用と言っても心配な面はありますよね。

こちらのマニキュアは野菜や果物が原料となっている100%オーガニックのマニキュア!


画像引用:Kid Licks

購入は公式サイトからのみのようです。

世界初の100%食用成分マニキュア【Kid Licks】

 

☆京都発!胡粉ネイル☆

ホタテ貝殻の微粉末から作られる天然素材の良い部分を取り入れた「胡粉ネイル」。有機溶剤を一切使用していないため「爪に優しく」「マニキュア特有の刺激臭がなく」「速乾性と通気性があり」「アルコールで落とせる」といいことづくしの水溶性ネイルです。

水溶性 胡粉ネイル画像引用:上羽絵惣

WEB限定カラーもあり、親子で安心して使える1本になります。

胡粉ネイル通販サイト【上羽絵惣】

 

水で落ちる、剥がせる、という商品も魅力ではあるのですが、簡単にオフできる分、意図していない時に剥がれるという口コミを何件も見かけました。

オシャレして出かけた先で「この指だけ剥がれちゃってる」という事態に遭遇したという人も…(汗)。

「ネイルが家具についても落としやすい」との商品記載もありましたが、本物のマニキュアに比べれば落としやすいという程度で手間はかかるようです。

お子さんの年齢にもよりますが、ネイルシールであれば自分でペタペタできますし、もし剥がれたところで所詮はシールなので処理しやすいのかなと思います。

個人的には、爪の健康を維持しつつ大人も子供も安心してオシャレを楽しめる【胡粉ネイル】がオススメです。

天然成分使用、除光液を使わなくていいところがとっても魅力。

親子でお気に入りのマニキュアを見つけて、オシャレを楽しんでくださいね!

【余談】小さい頃からTPOを

小さなころからオシャレだった子は、オシャレなまま成長していくのでしょうか。

まず結論から言うと、子どもが小さいうちから親がオシャレをさせたりしていたとしても、それが子どもの将来に影響を与えるかと言えばそうではありません。

小さい頃にたくさん素敵な服をさせていたのに、年頃になってスポーツブランドしか着ない、全然オシャレに興味を持たないなどというお子さんはいらっしゃいますし、逆にお古ばかり着ていた子がオシャレさんに大変身したという例もたくさんあります。

今回テーマにしたマニキュアひとつとってもそうですが、自分の身なりを気にしだしたときは、TPOを教えてあげるチャンスでもあります。

遊園地に行くときはド派手な格好でもいいでしょうが、冠婚葬祭の場では控えめがベストであること、行く場所によって色やデザインを変える必要があることを小さいうちから教えていくことは、世間の常識を知っていくことであり今後必ず必要となるスキルです。

「子どもなんだから何していてもいいでしょ」という傲慢な発想は個人的には大嫌いで、子どもであっても場の空気を察したり、悪いことをしたら叱られることは必要不可欠だと考えています。

よかったら参考に→空気が読めない・忍耐力のない子供が増加の一途。“叱らない子育て”“褒めて育てる”は本当に子供のためになっているのか。

「子どもだから」の特別扱いが通用しなくなる日がいつか必ず訪れます。

その時に子どもを混乱させないためにもあえて幼いうちから社会通念を教えるのは決してマイナスではありません。

爪も人の目に触れますから、行く場所や会う人によって色を変えることの大切さを親が教えてあげることも必要だと思っています。

堅苦しい話をしてしまいましたが、「人は見た目で判断される」ということを忘れてはいけません。

「中身が勝負だよ」と思っても、中身を知ってもらう前に見た目で相手からNOを突き付けられたらそこでアウトです。

それは大人の世界でも子どもの世界でも共通しています。

小さなうちから場に適した態度・身なりを教えることは、子どもの重要な基礎となり、将来必ず役に立つことでしょう。

おわりに

子どもに使えるマニキュアの種類が、以前と比べて多くなっていることに驚きました。

カラーも豊富ですし、親子で使えるものも多く出ているため、一緒に買いに行くのも楽しいかもしれません。

 

キレイな指先で素敵な夏をお過ごしくださいね🌻

コメント

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました