今年は田舎のおじいちゃんおばあちゃんのところへ帰るのは見合わせ、家で家族だけで年末年始を迎えるというご家庭も多いのではないでしょうか。
我が家ももれなくその部類で、家族での時間をどう過ごそうかと色々考えています。
そんな中、ここ数種間での凧の売れ行きが大きく伸びているとの情報をキャッチしました。
昔ながらの遊びが注目を集めている
先週ニュースで「凧の売れ行きが好調」と報道されていました。
「はて??この時代に凧揚げ!?」と正直驚きましたが、外の広い場所で遊ぶため密を回避できることと子供の運動不足の解消に購入する家庭が多いのだそうです。
確かに凧揚げであればコロナをそこまで意識しなくても遊べそう。しかも自分の凧が大空を飛んでいるという非日常・お正月感がたまらないですよね。
値段も手頃だし、親子で楽しめるとあって売れ行きは通年の数倍というメーカーも。
流行っているらしいと聞いて買ったはいいものの、、、凧ってどうやって揚げるんだっけ??
凧を揚げる場所は?
凧を揚げるにはまずは広い場所が必要です。
電線がすぐそばにあると絡まった時に大変なことになるので、できればただ芝生が広がっているだけのような広い公園や河川敷など、上空に何もないところが好ましいです。
もし住宅街でやってしまうと電線や隣家のテレビアンテナ等に凧が絡まってしまう恐れがあるので、後々大変な思いをすることになりかねません。
凧が電線に引っかかったらどうなる?
もし電線等に絡まってしまった場合、自力で取ろうとするのは絶対にダメ!
電柱によじ登ったり、無理に凧の糸を引っ張ったり、下から長い棒で取ろうとする行為は感電や怪我に繋がる恐れがあるので、必ず管轄の電力会社に連絡して専門の方に取ってもらうようにしてください。
電線・電柱にご注意ください|東京電力ホールディングス株式会社 (tepco.co.jp)
お正月に電力会社の人を呼んで、凧を取ってもらって…って費用が莫大にかかるのでは??と思われがちなのですが、基本的には電線に損傷等がなければ無償で取ってもらえることが多いそうです。
しかし過去には新幹線の架線に凧が引っかかって走行中の新幹線を一時的に停めてしまったという例がありました。この場合はたくさんの人に多大な迷惑となるため、鉄道会社から損害賠償を請求される恐れがあります。(賠償金は停止させてしまった時間の長さにもよりますが、数百万円~1000万円単位になることが多いそうです)
参考にどうぞ→「たこ糸」が架線に引っかかって新幹線に遅れ・・・たこを飛ばした人に責任はあるの?
とにかく電線や架線など、凧が引っかかる恐れがあるところではやらないことです。
突風や糸が切れるなど予想外のことが起きる可能性もあるため、凧揚げの場所選びには注意しましょう。
凧揚げのコツ
凧を上手く揚げるためには、条件がいくつかあります。
天気は?
晴れもしくは曇りの日で、風が少し感じられる日が最適です。
無風では揚がりませんし、強風だと凧が煽られてしまい上手く揚げることは困難です。
人数は?
子供が凧揚げをするときは、大人と2人でやるほうがいいでしょう。
一人が凧を持ち、もう一人が糸を持って走って風に乗せるという定番スタイルが一番成功するようです。
凧を持つ人が風下に立ち、凧を揚げる人は風上へ。
二人のタイミングを合わせて走り、徐々に凧を風に乗せます。
凧が安定して上がったら、徐々に糸を伸ばして高く高く揚げましょう。
一人でやってもよいですが、誰かと一緒にやるほうが揚がったときの喜びを共感できますし、たとえ思うように揚がらなかったとしても試行錯誤しながら上手く揚げようとお互いに試行錯誤するので楽しい思い出になると思います。
凧が揚がったときの感動が、子供の中で生涯忘れられない思い出になるかもしれません。
そんな思い出を親子で作れたら素敵ですね☆
おわりに
今小学生の子供達がまだ幼い頃、幼稚園で凧を作って帰ってきたことがあったなぁと懐かしくなりました。
凧の売れ行きはキャラクターものを中心に伸び続けているそうですが、親子ともに家に居る時間が長いのであれば一緒に手作りしてみるのも楽しいかもしれません。
ビニールを使用した簡易なものでも意外にうまく揚がるようです。
作り方はこちら→親子で作って揚げてみよう!簡単「ビニール凧」
我が家も久々に凧揚げしてみようかなぁ。
子供達に提案してみようと思います☆
皆さん、よい年末年始をお迎えください。
2020年を象徴するものと言えば鬼滅の刃!
すでに凧としても大人気だそうです。
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