コロナウイルス感染者の増加と共に必然的に増えているのが『自宅療養者』。
ここ1カ月の感染拡大で病院にはますます入りづらくなっており、自宅療養者は過去最大に増えています。
主に軽度と診断された患者さんが自宅での療養を余儀なくされているわけですが、このウイルスの怖いところの一つに、容態悪化までの時間が短いことが挙げられます。
救急車を呼ぶ目安
午前中そこそこ元気だったとしても夕方には口もきけないほどに悪化するということが珍しくないコロナ。
「自分がどこまで悪化しているのかわからない」
「容態が悪化しても病院での治療は受けられないのでは」
など、未知のウイルスへの恐怖だけでなく病床が確保できないかもしれないという恐怖も加わり、心身ともに参ってしまっている方が数多くいらっしゃいます。
特に一人暮らしの方の恐怖は相当なものだと考えられ、「悪化した時に自力で救急車を呼ぶことができるだろうか」という心配も加わります。
そんな方々を救うべく、医師や公衆衛生の専門家で構成された有志の会が、ツイッターで【救急車を呼ぶ13の目安】を公表。
患者本人や見守るご家族の判断材料に活用してほしいと情報を随時発信してくれています。
救急車を呼ぶ目安として、以下の項目に当てはまるかどうかをチェックしてみてくださいね。
【コロナで自宅療養中の方へ①】医療逼迫した地域では、緊急性の高い「13の症状」があり、119番通報しても、搬送に多大な時間がかかります。より症状の重い人を優先するためです。体調変化が不安な時は、かかりつけ医、診断した医師、保健所、自治体の相談窓口や救急相談窓口に相談して下さい→ pic.twitter.com/nKtd1utLo4
— コロナ専門家有志の会 | COVID-PAGE (@senmonka21) August 17, 2021
それでもためらってしまう場合には
チェックシートで体調をチェックしてたとえ当てはまっていたとしても、
・「医療従事者に申し訳ない」
・「当てはまっているけど本当に呼んでいいのか…」
とか、当てはまってはいなかったけれど
・「時間と共に悪化度合いがひどい」
など、救急車に来てもらうべきか躊躇してしまう場合には、救急車を呼ぶ前段階の場所に連絡を入れて判断を仰ぐこともできます。
電話番号は「#7119」。
ここにかけると「救急安心センター事業」というところに繋がり、電話口には医師や看護師等の専門家が救急相談に応じてくれます。
症状を話すとどうすべきかアドバイスを頂けるので、判断に迷った場合はまずそこに相談してみるのもいいかもしれません。
対応地域や対応時間が限られますので、事前に確認しておいてくださいね。
ただ、一刻を争うような緊急の時はためらわずに救急車を呼んでください。
今はただでさえ救急車の到着が普段より遅延しがちです。
首都圏では特に、ギリギリまで待たずに早めに行動したほうがいいかもしれません。
医療従事者の方、コロナに感染して入院・自宅療養中の方、どちらもとても大変な思いをされているかと思います。
今私達ができることは、人からもらわない・うつさないための行動です。
これ以上大変な事態にさせないために一人一人がコロナ予防への意識を強く持つことが大切です。
大切な人を守るため、自分自身を守るために。
今や一家に一台必需品となっているパルスオキシメーター。まだ購入していない方はこちらから。現在、購入者が多いため、注文から配達まで少し時間がかかっているようです。お早めに!
コメント