フローリングのべたつきや黒ずみなど、掃除をしようと思っても手間がかかるのでなかなか行動にうつせないという方も多いのではないでしょうか。
実はフローリングは梅雨~夏場のお手入れが最も重要。
この記事を読み終わるころには掃除したくなる…かもしれませんよ。(笑)
べたつき・黒ずみの原因は
フローリングのトラブルは足の裏の汗や皮脂が主な原因。それらを餌にして雑菌がどんどん繁殖し、さらに床に落ちている埃と合体することによりべたつきや黒ずみとしてあらわれてきます。
梅雨時期には湿気によるジメジメで黒カビが発生して目につくことも。
そのほか、料理時に飛び散った食用油による汚れやフローリングワックスの劣化もべたつきを誘発する要因になります。
適切な掃除の仕方
お掃除のプロである「ダスキン」が、雑巾がけは実は床の雑菌を広げているだけだという衝撃的な記事を投稿しているのを発見。苦労して雑巾がけ度々していたのに、綺麗になるどころか広げていたなんてショック過ぎ!
結局その記事では「だからうち(ダスキン)の除菌モップ使ってよ」ってことだったのですが、それ以外にも方法がないのか調べてみました。
重曹水を使う
重曹をぬるま湯で溶かしたものをフローリング掃除に使用します。
重曹とは…
・アルカリ性なので酸性の油汚れを中和させ拭き取ることが可能
・安価で手に入る
・料理にも使用されるほど人体に無害
・消臭効果がある
重曹水の作り方
重曹小さじ1杯~大さじ1杯をぬるま湯250mlで溶かして使います。
注意点はお湯の温度を上げ過ぎないこと。
熱い方がより油汚れが取れやすいのでは?と考えてしまいますが、65度以上のお湯を重曹と混ぜてしまうと重曹が炭酸ナトリウム・二酸化炭素・水に分解され肌荒れさせるほどの強アルカリ性の水溶液に変化してしまうので危険。
水だと重曹が溶けにくいので、30~40度のぬるま湯が適切です。
掃除の仕方
スプレーに重曹水を入れ、気になる箇所にシュッシュッ。それを固く絞った雑巾でひと拭き。
通常のお手入れはこれで完了なのですが、キッチン回りなど頑固なこびりつきには重曹の量を増やして緩めのペースト状にします。(フローリングが傷付く恐れもあるのであくまで緩めです)
それを雑巾に取り気になる箇所を軽くこするとあら不思議。油汚れがみるみる取れていきますよ。
雑菌が気になる方は重曹で拭いた後にフローリング用の除菌クリーナーの使用をオススメします。
スチームモップを使う
我が家の汚れはかなり強力だったため、先日思い切ってスチームモップを購入してみました。購入したのはこれ⇩
見るからに汚さがわかる我が家の床。油(皮脂)とホコリが混ざり合ってひどい黒ずみ…。汚れの膜で覆ったようなこの床をスチームモップでゆっくりとこすってみると…。
こんな汚いものを見せるなとお叱りがきそうですが、スチームの熱で汚れが浮いて消しゴムのカスのように…。このカスをちょこちょこ取り除きながらカスが出なくなるまでスチームモップでゴシゴシすると…。
見てくださいこのツヤ!!先ほどカスが浮き出ていた箇所です。フローリングワックスなんてしてないですよ。洗剤など一切使用せずにスチームだけでこんなにきれいになりました。いや、お見事!!
汚れが取れた後の床は信じられないくらいにスベスベで、子供達が「すごーい!!」と言いながら靴下で室内スケートをしていました(笑)。
スチームモップは汚れを浮かす他に咳やくしゃみ、嘔吐の後処理などの飛沫感染予防にも使えます。スチームはかなりの高温(我が家のものは140度)なのでノロウイルスやインフルエンザが流行る時期に使用することで感染を防ぐ手助けにもなるでしょう。
今回使用してみて、非常に便利で有難いものだと知りました。
久々に人に勧めたくなる家電に出会えました!GOOD!!
まとめ
梅雨は湿気でベタベタ…。夏は皮脂でベタベタ…。気になる床の汚れはこの時期にこまめにお手入れしておきましょう。
一番雑菌が繁殖するのもこの時期だそうなのでほったらかしはNG。
重曹もスチームモップも化学薬品等を一切使用せずに掃除ができるので家族にも安心ですよ。
時間がない!という方にはこんな商品も。
それぞれのご家庭に合った方法で、サラサラで快適なフローリング生活を始めましょう!
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