日本でワクチン接種が開始されてから7カ月。
日々接種者の人数は増えており、ワクチンによりコロナウイルスで重症化する人数がかなり減ったと見られています。
が、一方でワクチン接種から一定期間経過すると効果がかなり薄れることもわかってきました。
【ファイザー】接種後70日で抗体が75%減少。藤田医科大学の調査で判明。
このことから政府はブースター接種を行う方針でいるようですが、ワクチン接種後に亡くなる人や一時的に体調不良に襲われる人、何カ月も副反応に苦しんでいる人が後を断たない中、このワクチンを何度も打っていいものかと疑念を抱く人も多くいるようです。
現在のワクチン接種率
日本では今年の2月からワクチン接種が開始され、医療従事者に始まり高齢者、一般と接種の範囲は広がり、昨日(2021年9月13日)時点で、国内で新型コロナウイルスワクチンの接種を2回受けた人数は6447万6713人となり、日本の全人口に対する接種率が50・9%になったと政府が発表しました。
ワクチン接種を1回は受けた人数は全体の63・0%。また、接種が優先された65歳以上の高齢者では89・7%が既に1回接種を受け、2回接種を完了した人は88・0%となっています。
政府によると国内の接種回数は1日100万回ペースを維持し続けていて、9月末までに全人口の7割が1回目の接種を終えられる見通しだそうです。
しかし早い段階でワクチン接種を受けていた方達のワクチン効果は薄れていると考えられ、追加接種が検討され始めています。
ブースター接種、副反応は
ワクチン副反応の出方は人それぞれで、1回目も2回目も全く何もなかったという人もいれば、どちらも高熱が出て寝込んだという人も。
特に毎回副反応で苦しんでいた人には3回目を打つのはもう嫌だと考える人も出てきています。
ブースター接種とは…?
ワクチン接種や病気にかかって免疫をすでに持っている人が、再度ワクチンを受けることで追加免疫を得ることを「ブースター効果」といいます。
新型コロナワクチン接種が完了した後に、3回目のワクチン接種を行うことで、追加で免疫を得るための接種が「ブースター接種」と言われています。
しかし、ワクチン効果を最大限に引き上げるためには3度目の接種は視野に入れなければいけないという方向で国は動き出しています。
ブースター接種について米CDC(米疾病対策センター)の副所長であるバトラー氏は、
「新型コロナワクチンの2回目接種で副反応の発症率が高いことは、3回目の接種ではさらに高いリスクを伴う恐れがある可能性を示唆している」
と述べていて、「3回接種した時にどのような副作用が出てくるのか確認したい」としています。
また、日本の厚労省のHPにも副作用の出方について記載があります。
1回目の接種で新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に対する抗体等ができます。そして2回目の接種時には、既にこれらの抗体等が誘導されていることから、接種されたmRNAを基に体内で1回目と同じスパイクタンパク質が作られると、1回目より強い免疫応答が起こり、発熱や倦怠感などの副反応がより出やすくなります。
…ということは。
2度目よりも3度目の接種時の方がより強い副反応が出ると考えるのが自然ではないでしょうか。
3度目接種時の副作用ってどんなことが起こるのか。
国民の不安はそこに尽きると思います。
3度目接種で何かが変わるのか
既に3回目の接種が行われているイスラエルでは、3度目の接種でも副反応が出ていることがわかっています。
イスラエルで医療サービスを提供する健康維持機構(HMO)のクラリットはブースター接種した24万人のうち、4500人に調査を実施した。対象者は60歳以上となる。88%がブースター接種後の副作用について2回目の接種後に比べて「同等」または「軽い」と答えた。31%が特定の副作用を報告しており、最も多かったのが注射部位の痛みだった。
2度目と似たような反応。。。で全て済んでいるのかが疑問ですよね。
死者数、重篤な副作用が出る人が多くなっていないといいのですが。
調べたのですが、残念ながらそのあたりの情報がつかめませんでした。(ワクチン接種に疑念を抱かせるような記事はすぐに削除されるので…)
わかり次第お伝えします。
イスラエルでは、かなり重要ともいえる情報がテレビ放映されていました。
簡潔に言うと、感染者数の9割がワクチン2回接種者で、ワクチンを打っていたとしても未接種者と同等にウイルスを他人に感染させるということです。
イスラエルの人は、ワクチンの実情を世界に知らせるために公共放送KANの重要なニュースに英語字幕を入れてくれた
60才以上では
・90%の新規感染者がワクチン2回接種者
・ワクチン接種状況に関わらず同じようにコロナに感染するし、同じように他人を感染させる日本語字幕を入れたので回覧しましょう https://t.co/IMCDRqt3xO pic.twitter.com/C34rrFpBgm
— You (@You3_JP) August 8, 2021
このような状況で3回目を接種したとして、期待するほどの効果が表れるのか、疑問が残ります。
ちなみにWHOは、国によってワクチン格差ができることを懸念し、3回目接種にストップをかけています。
まだワクチンが浸透していない国にワクチンを推進するのが先だろう、と。
各国が従うとは思えませんが…。
複数回打とうとも…
世間はワクチン推しムードですが、確かに重症化は予防できるとはいえ、その“推し”がかえって国民に疑念を与えるきっかけにもなっています。
一つが政府によるワクチン推奨のCMです。
新型コロナウイルス対策「ワクチン接種で守る」篇(30秒)|政府インターネットテレビ (gov-online.go.jp)
サッカー元日本代表 内田篤人(7月ワクチン接種完了)
ワクチンを打つ前は、やっぱりちょっと怖かったです。
たぶん、多くの人と同じだと思う。
打つ前と打った後。僕の中で変わったことがある。
それは、大切な人と安心して過ごせる。その気持ちは確かです。
あなたとあなたの大切な人を守るためにも、ワクチン接種をご検討ください。
(※ワクチン接種をお願いします。詳しくは、国や自治体のホームページをご覧ください。)
このCM、ご覧になるとわかると思うのですが、ノーマスクのジジババと若い家族が笑顔で写真に写っています。
まるでワクチン打ったらこの生活ができるよ、だから打ってね、と言わんばかりのCM。誤解を与え、感染が逆に拡がりかねないと感じます。
ワクチンをしたって、手洗い、うがい、マスク等の予防策は必須事項。
CMをしなければならないほど接種率が落ちて困ってるの??とも感じてしまう。
そして追い打ちをかけるかのように、ワクチンを接種していたとしても…の情報がアメリカから出ています。
アメリカでは、ワクチンを接種していたとしても鼻腔内でコロナウイルスが増殖していることが確認され、その増殖率は未接種者と同程度であり、他人に感染させるリスクも未接種者と同程度だったという報告が先月11日にされています。
参考記事はこちら→デルタ株、ワクチン接種しても鼻腔で増殖 米で確認: 日本経済新聞 (nikkei.com)
先月11日ですよ?
日本でこのような報道を見かけましたか??
私達素人が知ることのできるこの情報を、政府が知らないとでも思いますか??
この国の悪いところは、デメリットに蓋をし、メリットしか報道しないことです。
CMをしている時点で「何かがおかしい」と気付くべきです。
本当にいいワクチンであれば、そんなことせずとも国民は打つでしょうから。
「ワクチン接種で○○が当たる!」なんて、国民をバカにしているのかとすら思います。
ワクチン接種は個人の意思と言いながら、打つことが大前提で進んでいるこの国のあり方に甚だ疑問を感じます。
おわりに
ワクチン2回は覚悟していたけれど、それ以上の接種となると話が違う、というコメントがネット上には散見されます。
当初、2回打てば大丈夫という雰囲気の中接種が始まったにもかかわらず、今や2回では足りず3回目を検討し始めている状況。
最近出た記事の中には、同じ抗原で繰り返し免疫化をはかると、動物実験では5回目以降から死亡率が上がり、7~8回目で約半数が死に至るとの情報も出ています。
このまま打ち続けることが最善策なのか。
まだまだ議論の余地はありそうです。
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