医療従事者の方、高齢者の方など、新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた人が日に日に増加している日本。
新規感染者数や重症者数もここのところ減少傾向になってきていて、コロナの収束に向けて期待が高まりつつあります。
ワクチン接種の優先順位、接種期間
さて、ワクチン接種はどのような順番で進んで行くのか見ていきましょう。
優先②65歳以上の高齢者(昭和32年4月1日以前に生まれた方)
優先③基礎疾患のある方、高齢者施設等に従事する方
この方達を終えてからこれらに該当しなかった方達の接種が始まります。
厚労省HPによると接種期間は
とされていて、この約1年間の間に希望する方達はワクチン接種を公費(無料)で受けられるとのことです。
子どもは受けられないの?
今年の1月時点では、厚労省は接種の対象者を当面16歳以上としていました。
なぜ16歳以上であったかというと、
・海外でも15歳以下についてのデータが十分にないこと
・子どもがコロナウイルスに感染したとしても重症化リスクが少ないこと
という理由からです。
子どもへの接種を希望していた親からは心配の声もあがりましたが、厚労省は先月28日に接種可能な年齢に12~15歳も加えると決定し、今月1日から対象年齢が拡大されました。
なぜ拡大された?
前述の通り、当初は16歳以上が対象だったのですが、その後12~15歳を対象とした治験で有益性と安全性が確認されたとして、ファイザーなどが厚生労働省にデータを提出したそうです。
そのデータを基に検討した結果、拡大へと繋がったようです。
今現在(2021年6月4日)で接種可能なワクチンは以下の2種類。
・武田/モデルナ社のワクチン:接種する日に18歳以上
12歳以上のワクチンは現段階ではファイザー社に限られそうですが、モデルナのワクチンも18歳以上から12歳以上に拡大する見通しで、近々厚労省に治験のデータを提出することになっています。
間もなくモデルナのワクチンも年齢が拡大されるでしょう。
おわりに
ワクチン接種に関して賛否ありますが、ワクチンで予防や重症化が少しでも防げるのであれば打つ効果は大いにありますよね。
お子さんへの接種を含め、じっくり検討しましょう。
コロナが蔓延し始めてから会いたくても会わずに我慢していた人達に、今年は再会できるといいですね☆
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