子を持つ親なら誰しも抱えている悩みが「子のワクチン接種の是非」。
16歳以上が対象だったワクチン接種が12歳以上に引き下げられたことで、打たせたくないという思いはあっても、周りの子が接種し始めると打っていない子はいじめや仲間外れの対象になるのでは…と葛藤する親達の姿も目立つようになってきました。
ワクチン接種は個人の意思を尊重するとは口だけで、「ワクチンパスポートの導入」「ワクチン接種を促すCM」「接種者に対する特典」「ワクチン接種者の行動規制緩和」など、接種しないと不利益を被るような施策が国内でも発動しています。
アメリカでは「12月から外国人観光客の接種を義務化する」と先日発表されたばかり。
ワクチンワクチンと叫ばれる世の中で、子を持つ親、子供本人はどういう思いを持っているのでしょうか。
西日本新聞が、LINEで西日本新聞を友だち登録している方を対象に今年6月にアンケートを実施。1791人から回答を得て7月に結果を発表しています。
それがこちら。
参照:子のワクチン接種どうする? あな特通信員、飛び交う情報に戸惑い|【西日本新聞me】 (nishinippon.co.jp)
接種に「反対・希望しない」と答えた方が「賛成・希望する」と答えた方を大きく上回っています。
反対派が上回った理由は、ワクチンの安全性に不安があることが大きな要因だと考えられます。
一方で、ほぼ同じ時期に実施された別のアンケート結果では、
子どもへの接種を希望する方が過半数いたというデータもあります。
アンケートによって結果は様々ですが、それぞれの家庭が真剣に考えて出した結果で、子ども達の意思もそこに反映されているのであれば特に問題はないのかなという気はしています。
ここ1~2か月の間で
・ワクチン内への異物混入
・ワクチン接種から3カ月で抗体が急激に減少傾向にあり、ブースター接種が必要なこと
・接種していてもブレークスルー感染し、感染源にもなりうること
など、ワクチンに対するデメリットも少しずつ公にされるようになってきたため、これによりアンケート結果も若干変わるかもしれません。
ともあれ、子どもであっても人権は尊重されるべきなので
「打たなきゃ祖父母に会えない」や「死んでもいいのか」などの脅しをかけるだけではなく、きちんとした情報を子どもにも与え、本人にも考えさせなければいけないと思います。
もしそこで親とは別の意思を持ったときには打つことも打たないことも尊重すべきではないかな、と思います。
今後は接種対象年齢がもっと低年齢化するでしょうから子供の意思云々というより親の意思で決めなければいけないことも出てくるでしょう。
後悔しない判断ができるよう、今からたくさん情報は収集しておきましょう。
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