この春、末っ子が小学校に入学します。
そろそろ学用品の準備を始めるか~としおりを見てみたところ、入学準備用品一覧に
「クレパス(クレヨンは不可)」
との文字が。
はて??
クレパスは良くてクレヨンはダメとは?
呼び方が違うだけで同じものを指しているだけかと思っていた私ですが、どうやらそうではなかったようです。
ちょっと調べてみました。
クレヨンとクレパスの決定的な違いは
クレヨンとクレパスの大きな違い。
それは成分の差。
【体質顔料】【固形ワックス】【液体油】の含有量の差が、【クレヨン】【クレパス】【パステル】の差になっています。
クレヨンは固めで線を描写するのに優れているのに対し、クレパスは柔らかめで面を塗りつぶすことや混色を得意としています。
画像引用:写真でわかるクレヨン・クレパスの違い|SAKURA PRESS|株式会社サクラクレパス (craypas.co.jp)
年齢による使い分けも
お絵描き初心者の2歳~4歳頃までは様々な色を使って線で表現することが多いため、線の表現を得意とするクレヨンが適しているといえるでしょう。
3歳前後までは筆圧が強すぎたり弱すぎたりと安定しないため、固くて折れにくい上、紙からはみ出してしまっても拭き取りが簡単なクレヨンはとても有難い存在です。
一方、筆圧も安定し表現力が豊かになっていく5歳前後は、クレパスがオススメです。
遠足や運動会の思い出などを画用紙に表現する機会の多いこの時期、塗りつぶしや混色で子どもの脳も活性化され、絵にも深みが増します。
年齢や描く内容で使い分けができるといいですね。
画家の中には、クレヨン画・クレパス画を描いていらっしゃる方もいます。
あまりの出来栄えにクレヨン・クレパスの見方が変わるかもしれませんよ☆
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