6月に入りましたね!
今月から小学校でプールの授業があるとのことで、前々から気になっていたことを解決すべく昨日次女を連れて病院に行ってきました。
何が気になっていたかというと、彼女の手のひらに半年ほど前から居座る変な膨らみ。
始めは「水イボだ!」と思って私が潰したのですが、その後は小さくなるどころかさらに大きく固くなり…。
プールで誰かにうつすことがあっては大変だと皮膚科に行ったというわけ。
「水イボじゃなくて、“イボ”だね」と診断されました。
子どもはイボができやすい!?
知らない間に子どもの身体にプツプツしたイボが…なんて経験のあるパパやママも多いのではないでしょうか。
子どもの皮膚はまだ未熟。
皮膚が薄くて免疫自体も十分に備わっていないため、細菌やウイルスのイタズラを受けやすく、皮膚にその影響が出やすいそうです。
子どもが発症しやすいイボ
水イボ(伝染性軟属腫)
子どもの皮膚トラブルの代表格がこの水イボ。
小さくプツプツした芯のあるイボで、脇の下、腕の内側、膝の裏側、陰部など、特に皮膚の柔らかいところに出やすい傾向があります。
見つけた際はピンセットを使用して取り除いていくのがベストですが、成長して免疫ができてくれば自然治癒することも多いです。
しかし放置している間に掻いてしまったり潰してしまったりすると、内部の液体が他の部分に付着しどんどん増えていってしまいます。
兄弟間でも感染する厄介なウイルスです。
イボ(尋常性疣贅)
手指や足によくできる乾燥したイボ。
放っておくと数が増加したり肥大したりするため、早めの治療が推奨されています。
治療は液体窒素を使うことが大半で、大きさや深さにもよりますが、数回の治療が必要な場合もあります。
液体窒素治療って何!?
「ああ、これはイボだねぇ。これは液体窒素で治療するのがいいね」
と医師が言い終わる前に、待ってましたとばかりに看護師さんがカップと綿棒を持参。
よく見るとユラユラ~~と白い湯気が…。
ドライアイスのような感じに見える。
「これでちょっと火傷させるからね~。
«ジュッ…»←押し付けた
今何年生かな~?」
綿棒(のようなもの)をイボに突き刺された次女は目を白黒、足をバタバタ、何年生かなんて答えてる場合じゃないという様子。
と今にも叫びだしそうな次女でしたが、なんとか理性を保つことに成功(苦笑)。
これが液体窒素治療かぁ~…と隣でノンキに母は見守りました☆
どんな治療?
さてさて液体窒素治療ですが、簡単に言うと、皮膚を低温火傷させて患部がかさぶたになった時にかさぶたと共にイボも一緒にはがしてしまおう!という大胆な治療法です。
もっと詳しく説明しますね。
まず、-180℃の液体窒素を患部(イボ)に10秒ほど押し当てて低温火傷を起こさせます。
すると当日~翌日にその部分に水疱(水ぶくれ)ができます。その水疱の中にはイボの原因となっていたウイルスが含まれているため、破るのは禁物。
クリニックによっては水疱ができた時点で医師が処置してくれるところもありますが、そのまま放っておいていいよ、というところも多いみたいです。ちなみに昨日治療してもらった先生も放っておいていいよ派でした。
水疱はやがてかさぶたになり剥がれていくので、剥がれた時点でもう一度診察を受けてイボが跡形もなく消え去ったかどうかを確認してもらいます。
前述の通り、イボの大きさや深さによってはこれを何度も繰り返さないと治らないことがあるので、その場合はかさぶたが剥がれたらまた液体窒素を押し当てて水疱ができて…をリピートすることに。
娘は「絶対にこの1回で終わらせてやる!!」と意気込んでいますが、どうなるでしょうねえ。
液体窒素をやった直後
綿棒を押し当てられている間は、当たっている部分が何かに鋭く突き刺されているかのような痛みが伴うようです。
治療直後の患部は白く変色していて、時間と共に色が戻ってきました。
やってからしばらくは手をグーにできないほどの痛みがあったようですが、2時間経つ頃にはだいぶマシになり、4時間経つ頃にはほとんど痛くないというところまで回復。
12時間後には水疱を確認でき、かさぶたができるのを待つばかり。
キレイに剥がれるといいなぁ…。
おわりに
帰宅してお風呂に入るとき、次女が「実は足にもイボがある…」とカミングアウト。見ると手のひらにあったようなイボが足の親指横にくっついていました。。。
なぜに早く言わんのだ。
…というわけで、次回の診察の際にまたしても次女は液体窒素をやることになりそうです。
一度で済ませたら楽だったのに!!と悔しい私。
ちょっとがっかりしているとそばにいた長女も「私も足にイボがあるよ」とボソッと言う。
はいはい、みんなまとめて近々液体窒素ね。
子どもの皮膚トラブルから早く解放されたいと願うのでありました。
皆さんも子どもにイボを発見したら、ひどくなる前にぜひ皮膚科へ連れて行ってあげてくださいね☆
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