里帰り出産をストレスにしない為に。少しの気遣いで快適さが劇的に変わる!

生活

先日携帯でニュースをチェックしていたらこんな話題が。

「奥さんが第二子出産で里帰り。里帰り中の食費として月2万円納めてね、と妻実家が言ったところ、夫&夫両親激怒り。離婚も辞さない構え」だと。

個人的に旦那側に疑問を感じたので、そのニュースに対する皆様の感想を交えた私の意見を出してみようと思います。

こちらの記事も参考にどうぞ→出産は予想外の事態も起こり得る!後悔のない病院選びをするには。

 

実家への里帰りは甘えっぱなしでいいのか

赤ちゃんがおなかに宿り、里帰り出産をするとしたらかなりの率で奥さんは自分の実家に帰省し、近隣の病院で出産をすることと思います。新しい生命の誕生は喜ばしいものですが、それを支える周りには多大な負担がかかっているのも事実として心に留めておきましょう。

支える側が感じることとは…

・娘と孫を預かるという重大な責任

・自分(主に実母)が中心となり人数分の家事を一手に担わなければならない

特にこの2点が挙げられます。

夫婦二人で落ち着いた時間を毎日過ごしていたが、娘が出産のため里帰り。家事の負担が増えた上に就寝中に赤ちゃんの泣き声で自分も起きてしまい疲れが抜けない、といった意見も。

皆が快適に過ごせるように最低限の配慮はしないといけません。親とは別の部屋で寝る、できる範囲で家事を手伝う、食費などは先に支払っておくなど、考え付く配慮はどんどん実行していきましょう。娘とは言え、お世話になる身ですから。

妊婦だから、出産直後だから、と親御さんも気遣ってくれるでしょうが、それに甘え切ってしまうのはどうかな…と個人的には思います。無理のないお手伝いは娘側にも必要。身体面で動くのがツラいこともあると思いますが、そんなときは感謝の気持ちをストレートに伝えることで日々のお母さんのエネルギーになります。言葉は惜しまずにたくさん発していきましょうね。

夫&夫親も気遣いを

二人の子供なのに妻側だけ負担が大きいなんて!と我が家の母も度々言っておりましたが、こう思うのはさほど珍しいことではないようです。親の時間を里帰り中の娘と孫のために割いてもらうのですからいくら血の繋がりはあろうとも負担には変わりありません。親は娘と孫のために時間もお金も気もつかう。働いている親御さんであれば時間的にも体力的にもかなり大変であろうことは容易に想像ができます。

妻自身の実家だし、親子で気楽にやってるんだろうなんていうのは夫側の都合のいい考えに他なりません。夫親の中には「毎日娘と孫の顔を見られて、向こうの親はいいわね~」とお気楽な方もいるようですが、実際の様子を知らないから言えること。相性のいい親子ばかりではないし、それぞれの生活ペースを少なからず相手に会わせるのですからお互いにストレスも溜まるものです。親だけでなく、娘側としても「里帰りで逆に疲れた」という人も案外多いのが現状です。

夫のとるべき行動

妻実家へ行った際には必ずお礼と労いの言葉を妻の親にかけてあげてください。妻にも「赤ちゃんのお世話ありがとう」と一言添えるのを忘れずに。その一言があるかないかで夫への心象が大きく変わってきます。

そして夫実家からも一言お礼の電話をしてもらう、里帰りが終わった時点でお礼の品を送ってもらう、夫が実家を代表して手土産を渡すなど、夫実家から妻実家への気遣いも忘れないでくださいね。何もしないままでいると場合によっては「丸投げな上に一言のお礼も言えない非常識な家」と不信感を持たれかねないのでその辺は夫がうまく立ち回りましょう。

言葉には注意が必要

夫や夫の実家から里帰りのお礼の言葉を言われたときに、妻側がカチンときた、という言葉ってなんだと思いますか?私もネットでその話題を発見して「なるほど~」と思ったのですが…。

「うちの嫁と子供がお世話になります」の『うちの嫁と子供が』の部分だそうです。一昔前は女性を男性の家にもらう、というような風潮がありましたが、時代は変わりそんな発想も薄れてきています。内孫・外孫なんて死語に近い。妻側からすれば結婚しても娘には変わりはないし、うちの娘。孫も妻側の孫でもあるのだからその言い方はおかしいんじゃないかってことでカチンとくるんだとか。

もちろんまだその名残のある家庭もあるとは思いますが、世間では年々そうではなくなってきていることをお忘れなく。挨拶の際には「○○さん(妻)と子供をよろしくお願いします」のような言い方の方が無難です。

娘の夫にストレスを感じる瞬間

ネットには「里帰りしてきた娘の夫がとてもストレスだった」という妻の親のストーリーも数多く投稿されています。例えば…

・毎晩来てはご飯を食べて帰っていく。来られない日は「俺の晩御飯どうしたらいいのか」と娘に聞いている。スーパーもコンビニもたくさんあるのに、自分のことくらい自分でできないの?

・洗濯物を持ってくる。さすがに娘も自分の夫の洗濯物は母親に任せきりにはしないが、産後休むために実家に来てるのに夫の洗濯物のために動かなきゃならないなんて…。こんなときくらい自分の洗濯くらい自分でできないのか、娘の身体を気遣えないのか、とイライラ。

・平日は仕事に行っているから土日はゆっくりしたいのに、娘の夫が毎回来るから心身ともに休めない。しかも遅くまでいる。(泊まることもある) 気の休まる暇がない。

などなど、夫の配慮に欠けた行動が妻親をイライラさせています。あまりにもひどいので娘に夫の教育をするよう注意したことで、親子の関係がギクシャクするということが結構あるみたいです。予定より早く自宅へ帰ったという方も少なくありません。

何より困るのは、この経験から次回の出産のときに親の協力を得られなくなってしまうこと。上の子がいると一人目の時とは違い、入院中の子供のお世話など頼みたいことが多くあります。旦那さんがお休みを取れるならまだしもそうでない場合はなかなか大変です。

関係を良好に保つためには、親への気遣いは忘れてはなりません。

夫が配慮すること

里帰り中は自分のことは自分でするのが基本です。妻&妻実家にあなたまで負担をかけないこと。妻母からすると「娘と孫だけでなく、娘婿の面倒まで私がするべきことなのか」とかなりストレスになります。いい大人なんですから自分のことは自分でしましょう。

そして妻と子供に会いたい気持ちは重々わかるのですが、マナーある時間帯で切り上げる方が良さそうです。世話をする人の心身の負担は相当です。できる限りの配慮を忘れずに。

里帰りする娘さんが配慮すること

親と言えど、親しき中にも礼儀あり、の精神が不可欠です。やってもらって当たり前、の態度でいると親子不和の原因になります。あくまでお世話になっている身。娘と言えど独立した大人です。できることは手伝って、そして感謝の気持ちを言葉にきちんと出しましょう。

間違っても夫の面倒まで親にやらせてはいけません。里帰り前に普段の食事や生活面、実家でのルール等とことん話しておくことが必要です。新しい命の誕生の陰でギスギスした思いを持つことは誰もが避けたいもの。夫の教育は奥さんの仕事です。しっかり教育しておきましょう。

里帰り出産がベストな選択なのか

初めての出産のときには里帰りを選択する人が私の周りにも多く、自分自身も里帰りをした一人です。我が家は子供が3人いる上に転勤族。自分の実家は関東、夫の実家は関西と離れており、妊娠が判明した時はいつもどこでどのような形で産むのがベストなのか頭を悩ませておりました。転勤した場合のことも考えねばならなかったので、病院選びもなかなか苦戦。

結局私は、

第一子…自分の実家へ4か月近く里帰り。(私の実家の近くの病院で出産)

第二子…予定日の数日前から2週間ほど夫の母に来てもらい、私が入院してる間の夫と上の子のお世話をお願い。退院後すぐに自分の実家へ2週間ほど里帰り。(自分の自宅近くの病院で出産)

第三子…予定日数日前から夫の実家へ家族全員で居候。入院中と産後10日間ほどお世話になって自宅へ帰宅。(夫の実家の近くの病院で出産)

という全てバラバラなパターンを選択しました。最初の出産は子育て経験のある親の元で赤ちゃんと過ごす方が自分も安心だったので迷わず里帰りしましたが、それ以降は上の子がいるのでどうするのがいいのか悩みましたね。

上の子にとってのベストは?

私が1番ベストだと感じたのは、自分の家にお手伝いに来てもらうパターン。

特に上の子がいる場合は、いつもそばにいるお母さんが急に1週間(帝王切開なら2週間)いなくなるだけでも不安やストレスを抱えると思うので、慣れた家でいつものおもちゃに囲まれて過ごす方が子供にとっては負担は少なくて済むかなと感じました。それに散らかそうが何しようが自分の家だから気を遣わなくて済む!これが自分の実家や義理の実家ともなれば子供の動きにも気を遣い、散らかしたものの片付けやらそこらに傷つけてないかなど余計な気も遣い、子供に注意することで子供もストレスが溜まり…と悪循環。来てもらう親の身からすれば慣れない家で過ごすことは大変かもしれませんが、母子だけに着目するとやはり自宅が1番いいと思います。

我が家の場合は上の子がまだ就学前だったので色々な選択肢がありましたが、上の子が小学生以上となると自宅から離れられないのでどなたかにお手伝いに来てもらうことになるのだろうと思います。

夫にとってのベストは?

妻が里帰りをして、しかも遠方だとすると、夫が子供に会えるのはごくたまにということになりますね。私の夫が第一子出産後に

・子供にもっと会いたい

・子供の成長を間近で見たい

・妻の産後の体調が良いのか悪いのかわからない

とよく言っていました。初めて父親という存在になり、赤ちゃんを抱きながら父であることを自覚し始める時期に子供がそばにいない、子育てを夫婦で模索しながらやりたいができない、というのは寂しさもあったようです。私の夫にとってのベストは家族が近くにいることのようでした。

でも中には「仕事が忙しく一緒にいられる時間も短いし実家で義両親と一緒に過ごしてもらっている方が安心だ」という方もいらっしゃいます。

妻にとってのベストは?

自宅がいい人と実家がいい人とに分かれると思いますので妻の立場から見た里帰りのメリット、デメリットを記載します。

里帰りのメリット

・親がいてくれる安心感

・気兼ねなく頼れる

・久々に親子で過ごせる

・孫の顔を毎日親に見せられる

里帰りのデメリット

・荷物の準備や帰宅後の後片付けが大変

・夫と子供が限られた時間しか会えない

・場合によっては上の子の幼稚園や保育園を休園させる必要がある

・親への気遣いが不可欠

自宅がいいのか里帰りがいいのか、家庭各々で答えは違ってきますので夫婦でよく話し合ってみてください。

まとめ

出産は本当におめでたいこと。その出産をどこでするのかはどの夫婦でも吟味するところだと思います。もし実家に里帰りをするのであれば、実家の親に配慮と感謝の言葉を忘れずに。妊婦だから、産後だからと甘えすぎずできることは自分でしましょう。そして夫が実家の親に不快感を与えないよう、十分教育しておく必要があります。

皆さんの産前産後が幸せなものでありますように。

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コメント

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