酷暑・極寒でスマホの誤作動多発!外気温に影響を受けやすいスマホを早期回復させる方法とは。

生活

夏の暑さや冬の寒さに翻弄されるのは人間や動物だけじゃないようです。

生活の必需品であるスマホも暑さ・寒さには弱く、使用中に突然画面が真っ暗になる、通話中に突然電源が落ちる、といった現象が各地で多発しています。

スマホ使用には適した気温がある!

スマホは一般的に、0℃~35℃の環境で使うのが望ましいとされています。

それ以上やそれ以下の気温になると、スマホに異常が出始めて知らないうちに電源が切れているといったことが起こりやすくなります。

適温以外でスマホを使う際には何に注意すればいいのか、電源が落ちてしまったときにはどう対処したらいいのか調べてみました。

スマホのオーバーヒートに注意!

スマホの使用中に突然電源が落ちる事例が8月に入り増えています。

参照:猛暑で危険“スマホ熱中症” 対処法 ここに「落とし穴」

原因はスマホのオーバーヒート。

スマホを長時間使用することで本体内部の熱が上がる→さらにこの酷暑で外気温が高いために熱を冷却することができない→充電がたくさん残っていたとしても冷やすために勝手にシャットダウン!という構図です。

特に炎天下での使用は注意しなければなりません。

「今すぐ使いたいのにスマホが動かない!」という事態になったとき、どのように対処するのがベストなのでしょうか。

スマホ冷却は常温が基本!

内部に熱がこもりすぎて電源が落ちてしまった場合、まずしなければならないことは放熱することです。

スマホは本体背面部から放熱する仕組みになっているので、スマホカバーを取り付けている場合はそれを外し放熱を促しましょう。

その時注意してほしいのは「早く使いたいから」と冷蔵庫に入れたり保冷剤をあてること。

それをすると、スマホ内部に結露が起こりその水分により徐々に部品が錆びて故障に繋がる危険性があります。

どうしても早く冷却したい場合は、背面に扇風機の風をあてて冷やすことが推奨されています。

扇風機の風であれば結露の心配もなく、放置しておくより早くスマホを回復させることが可能です。

スマホ自体が異常に熱いときは、負荷のかかっているアプリを一時的に切り、スマホの動きを落ち着かせることも早く回復させるための重要ポイントです。

・本体カバーを付けている場合は外す

・放置する場合はスマホの背面を上にして置く

・急ぐときは背面に扇風機の風をあてる

・負荷のかかっているアプリを一時的に無効にする

保冷材等を使った急速冷却は絶対にNG!!

スマホは寒さにも弱い!?

暑さだけではなく、実はスマホは寒さにも弱いんです(涙)。

冬場は電池を消耗しやすい

冬場の誤作動(シャットダウン)は夏のオーバーヒートとは違い、気温の低さでバッテリーの性能が落ちることが原因。

つまり充電切れになることで電源が切れるパターンです。

フル充電させていたとしても寒さで電池の消耗が早まり、大して使ってもいないのに夕方前には勝手に電源が落ちている、という現象が冬になると起こりやすくなります。

逆を言うと、それなりに温めていればそのような現象はないので、スマホを常にズボンのポケットに入れている人の場合はこの現象は起こりにくいと考えられます。

出先で充電が目に見えて減ってきている…という時は、一時的に洋服の中に入れて温めてバッテリー機能を回復させてあげることが望ましいです。

ここで直接カイロで温めたりヒーターの前で急速に温めたりすると、夏場の急速冷却と同じく内部に結露を作る原因となり、結果的にスマホを失ってしまう危険性があるのでやってはいけません。

電池切れが心配な時は予備のバッテリーを持ち歩きましょう。

・冬場はバッテリーの性能が落ち電池の消耗が早くなる

・性能を回復させるため、急速に温めるのはNG

おわりに

外気温により影響を受けやすいスマートフォン。

季節によって使い方や保管場所を変えることで急に電源が落ちて困る、という事態は避けることもできそうです。

いつ何が起こってもパニックにならなくて済むように、こまめなバックアップは日頃からやっておいたほうが安心ですね☆

 

コメント

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました