フライパンから有害ガス!?知っておきたいテフロン(フッ素)加工の秘密。

健康

最近フライパンを買い替えるタイミングがありテフロンのものを選んだのですが、直後に「テフロン(フッ素加工)は危険な一面もあるんだよ!」と聞きビックリ…。買い替えた後で手遅れなのですが、どのような危険があるのかだけは知りたいと思い調べることにしました

テフロン(フッ素加工)のメリットって何だ?

フライパンを買い替える際、あなたが重視することって何ですか?洗いやすい?軽い?大きさや形?使いやすい上にお手入れが楽チンとなれば思い浮かぶのが「テフロン加工」のフライパン。焦げ付きにくい、というのは周知の事実。焦げ付きにくいからお手入れも楽チン、しかも低価格で言うことなし!こんなに良いことづくめのフライパン、どこの家庭にも一つはあるんじゃないでしょうか。我が家も結婚してから9年間、テフロンフライパンは常に常備している状態です。煮物、炒め物、揚げ物…。一つで何役もこなしてくれて楽ですよねー。

……いえいえところが、これが危険性をはらんでいるという噂…。しかもその事実を知っている人は少ないとのこと。何がどう危険なのか一緒に理解していきましょう。

 

危険な理由はこれだった!

①テフロン加工時に使用するペルフルオロオクタン酸(PFOA)とフッ素樹脂の体内蓄積

②テフロン(フッ素樹脂)は耐熱温度が低く、一定温度を超えると有毒ガスが発生する

 

流通しているほとんどのフッ素加工されているフライパンにはPFOAという物質が使われているそうですが、この物質が癌や発達障害、奇形児の原因になっているとの指摘があります。自然界には存在のない人工的化学物質で、ひとたび体内に吸収してしまうと体内分解も体外排出も難しいのだとか。このようなものが実際使われているとなれば「毎日使っていて大丈夫なのだろうか…」と不安になりますね。しかしフライパン自体が危険というよりは、きちんとした使い方をしていれば問題ないそうです。

 

テフロン(フッ素加工)フライパンを安全に使うためには…

テフロン加工(フッ素加工)のフライパンで一番気を付けなければならないのは、空焚きをしないこと。フッ素加工がしてあるものは空焚きをすることで樹脂が気化し有毒ガスが発生します。フライパンの温度が360度を超えるとこの現象が起き始め、しかも無色無臭の為毒ガスが発生していることに気づきにくいとのこと。知らず知らずのうちにこれを吸っていると喉の痛みや頭痛などインフルエンザに似た症状が起き、場合によっては呼吸困難を起こすこともあるそう。空焚き開始から4分前後で温度が360度に達するのでアッという間に危険な状態に。もし万が一このようなことが起こった場合はすぐに火を消して窓を開け空気を入れ替えてください。

そして調理の際は強火を避け、中火以下で加熱をすること。強火で調理をするとフライパンのサイズによっては横から炎がはみ出す危険性が考えられ、食材の触れていないフライパンの側面部分の樹脂が気化してしまいます。通常の調理でフライパンの温度が異常な高温になることはないので、便利なものを正しく使って生活していきましょうね。

 

ちなみに、「このテのフライパンは使いたくない!」という場合は、鉄製フライパンがオススメ。鍋に油がなじみ使い勝手がよくなるまで多少時間は費やすと思いますが、なじんだ後はかなり長期に渡り使うことが可能です。テフロン加工のフライパンは一定期間使うと塗装が剥げたり焦げ付いたりと買い替えしなければならなかったですが、鉄製は買い替えるまでの期間が長いのでお得!

「焦げ付きは避けたい…」「手入れが楽なものがいい」という場合は、危険物質フリーのコーティングフライパンがイチオシ☆健康や環境に配慮した『ruhru(ルール)』というフライパンで検索してみてください。

先日買ったばかりのフッ素加工のフライパン、とりあえず正しい使用法で寿命まで使って、その後鉄製フライパンに買い替えようと今のところ思っています。

皆さんも普段使用している調理器具を今後の為に見直してみるのもいいかもしれませんよ。

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