コロナが再拡大している中、乳幼児のいるご家庭では子どもにマスクをさせるか否か迷うところ。
親としては予防のためにさせたいけれど、本人がマスクをするのを嫌がって外してしまうことに困っているパパママも多いのではないのでしょうか。
これから夏本番を迎えるにあたり、コロナ以外に熱中症も視野に入れていかねばなりません。
昨年度からすでに言われていることですが、乳幼児のマスク着用について日本小児科学会・厚労省の見解を記載しておきますので再度確認してみてくださいね。
日本小児科学会HPはこちら→乳幼児のマスク着用の考え方
厚労省HPはこちら→就学前の子どものマスクの着用について
親は最大限の注意を
日本小児科学会、厚労省は
と注意を促しています。
乳幼児のマスクは、
・嘔吐した場合にも、窒息する可能性がある。
・熱がこもり、熱中症のリスクが高まる。
・顔色、呼吸の状態など体調異変の発見が遅れる。
等のリスクがあるため、マスク着用の際はそばにいる大人が注意深く様子を見守る必要があります。
マスクは乳幼児の呼吸や心臓に負担をかけるため、着用はむしろ危険だとする見解も出ています。
マスクだけが予防策ではない
これから暑い時期を迎えるにあたり、マスク着用は大人でも息苦しい状況に直面することも多くなるでしょう。
乳幼児はまだ言葉が未発達で自分の体調の異変を訴えることが難しかったり突然体調が悪くなることが多いため、マスクをすることがリスクを招くという本末転倒な事態にもなりかねません。
世界保健機関(WHO)も「5歳以下の子どものマスクは推奨しない」と公表していますし、厚労省も「特に2歳未満には推奨しない」と発表しています。
乳幼児が正しい着用方法でマスクをするのは難しく、小さい子供向けのマスクが販売されているからといってもそれを着けることがイコール安全とも言い切れないのです。
最大限の予防は3密を避けること、人との接触を極力避けることです。
遊びたい盛りの子供の行動制限をすることは親としても心苦しいことですが、何より子どもの身を守るために今は親子ともに我慢の時期に来ています。
GWだというのにどこにも出かけられず親子共にストレスフルになりそうですが、「家族がベッタリいられる時間」と発想を転換して、おうち時間を楽しんでくださいね☆
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