平熱を上げるための対策は子供のうちから!食事・運動で基礎体温上昇を狙え!!

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人間は一昔前までは37℃くらいが平熱だったようですが、時がたつにつれ平熱はどんどん下がり今では35℃台、さらには34℃台が平熱だという人も全然珍しいことではなくなってきました。

34℃台の人に話を聞くと、35℃台で倦怠感や不快症状があらわれ、36℃を超えると高熱状態だと言います。

平熱が36℃以下の人は低体温と言われ、36℃以上の人に比べて病気になりやすい、という記事を前回ご紹介しました。

平熱36℃以下の人は要注意!低体温になればなるほど免疫力も比例して減少傾向。病気になりやすい身体に。

体温を上昇させるためにできること、今日から始めてみませんか?

体温が低い原因とは?

低体温の原因として考えられることは、

・睡眠不足

・運動不足

・身体を内外から冷やしすぎ(冷房を使い過ぎる、冷たいものを食べすぎる)

が大きな原因としてあげられます。

基礎体温を上げるためには、

・冷たいものを控え温かい食べ物を食べる

・湯船に浸かる

・筋肉をつける

などが効果的な方法です。

今回はその中でも、食事と運動に注目しようと思います。

体温を上げてくれる食べ物

調べてみるとバランスの取れた食事が一番効果的とのことなのですが、その中でも特に体温上昇を手助けしてくれる食材をご紹介します。

体温上昇と言えば…生姜!


生姜は冷え性改善にも効果のある食材として重宝されています。

生姜の持つジンゲロールという成分は加熱することで体温を上昇させるショウガオールという成分に変化するため、生姜で体温を上げたいと考える時は必ず生姜を加熱するようにしてください。

※ジンゲロールは生の生姜に多く含まれる成分で、末端の血管を拡張させを温めるのに役立つ一方で、身体の深部を冷やすという効果も持ち合わせています。元々体温の低い方には生の生姜は適していないので、加熱してご使用ください。

加熱生姜を作ろう!

きれいに洗った生姜を皮ごと薄切り(1~2㎜)にします。後はお好みの方法で加熱し、乾燥させるだけ!

身体を温めるショウガオールは皮と実の間に多く存在するため、必ず皮ごと使用しましょう。

ショウガオールは100℃を超えると成分自体が壊れてしまうため、温度や加熱のし過ぎには注意が必要です。

☆オーブンで

薄切り生姜をキッチンペーパーに乗せ、オーブンで低温(80℃~100℃)で1時間ほど加熱し乾燥させます。

フライパンで

薄切り生姜をキッチンペーパーを置いた耐熱皿に入れ、水を張ったフライパンで30分ほど蒸します。その後室内であれば1週間、天日干しであれば2日間ほど乾燥させて完成!

シリコンスチーマーで

重ならないように生姜を並べ、500Wで10分間加熱します。その後、室内であれば1週間、天日干しで2日間ほど乾燥させて完成!

それぞれ乾燥が終わったらミルやすりこぎなどで粉々にし、お好きな料理に入れてお召し上がりください。

乾燥生姜はこう使おう!

・お味噌汁やコンソメスープなどの汁物でポカポカに!

・カレー、チャーハン、焼きそばなど味の変化が分かりづらいものに。

・炊き込みご飯で具材の引き立て役に。(ひじきご飯に入れると特に美味💗)

根菜類も強い味方

根菜と言えば、

・にんじん

・大根

・ごぼう

・れんこん

・かぶ

・さつまいも

など、多くの種類があります。

これら根菜類には血行を良くするビタミンCとEの成分が他の野菜に比べて多く含まれているので、体温を上昇させるのに効果が高いです。

効率よく摂取するのであれば、根菜類をたっぷり入れた豚汁や筑前煮などがオススメ。

また、根菜には“免疫ビタミン”と言われるLPS(リポポリサッカライド)と呼ばれる成分が含まれていることも近年注目されています。

この成分を取り入れることで、身体に入ったウイルスや菌などをやっつけるマクロファジー(白血球の一種)の攻撃力をアップさせることができるそう。あのがん細胞さえも無害にしてしまうとも言われており、その効果は絶大です。

根菜類を使ったお料理は数多くありますので、体温上昇と健康維持のために1日1品でも取り入れていけるといいですね。

発酵食品も忘れずに

味噌、キムチ、ヨーグルト、チーズなどの発酵食品も体温上昇に効果を発揮してくれます。

※キムチに使用されている唐辛子にはカプサイシンと呼ばれる発汗作用を持つ成分が含まれています。発汗することで内部を冷やす効能があるため食べすぎは逆に身体を冷やしてしまうことになるので適量を心がけてください。

毎日のお味噌汁、毎朝のヨーグルトなどでお子さんにも無理なく摂取してもらうことができるので、継続しやすいと思います。

その他、溶き卵にチーズを加えたスクランブルエッグや、食パンにシラス・刻みのり・チーズをのせた和風トーストなども子供達に食べやすいメニューとして人気です。

アレンジ自在な発酵食品で、簡単美味しい体温上げメニューを作ってみてくださいね。

運動して筋肉を作る

体温はその40%が筋肉から生成されるのだそうです。

ということは、筋肉量が少ないと必然的に体温も下がり気味に…。

でも毎日運動なんてできない!という方も多いと思います。

でも…1日10回のスクワットや腕立て伏せなどでも、日数を積み重ねることで大きな効果に繋がるそうですよ。

もちろん回数は多いほうがいいですが、大切なのは毎日継続することなので無理のない範囲で頑張りましょう。

階段もいい運動になります。

一軒家の方は1日あたりの階段の上り下りを増やしてみる、集合住宅の方も1日1度はエレベーターではなく階段を利用するなど、「あえて」増やすことで自身の身体を動かしていきましょう。

要はとにかく身体を動かすことです。

椅子から立つ、座るという動作が増えるだけでも後々の違いになるので、積極的に動く、を心がけてみてくださいね。

コロナで公園に行く機会が減ってしまったお子さんも多いと思います。

おかあさんといっしょでやっている体操を毎朝一緒にやる、好きなテレビを見ながらストレッチをするなどでもいいですし、お風呂洗いや掃除機掛けなど普段なら親がやっている仕事をやらせて身体を動かすのも一石二鳥です。

子供が家の中でも身体を動かすよう、親が仕向けてあげましょう。

おわりに

我が家の子供達も平熱が35℃台なので、体温を上昇させるために色々工夫が必要だと感じています。

低体温は

・代謝が悪い

・病気になりやすい

・すぐに疲れる

などデメリットが多く、習慣を変えるだけで少しでも体温が上がるならやる価値は大いにあると思います。

できるところから少しずつ始めていきましょう。

 

良かったら参考にどうぞ↓

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