今日の13時から放映されたNHKの「ごごナマ」ご覧になりましたか?
おかあさんといっしょで最近までご活躍されていたこのお二人!
現在のゆういちろうお兄さんに引き継ぐまで9年間歌のお兄さんを務められた横山だいすけさんと、今春まで14年間体操のお兄さんとして活躍された小林よしひささんがゲスト出演されました。
久々にお二人そろったところをNHKで拝見できるとは!
なぜ二人はお兄さんになったのか?
だいすけお兄さん
高校2年生の時に進路を考える機会があり、元々歌も子供が好きだっただいすけお兄さんは、進路指導室にあった幼児向けの資料を手に取ったそうです。
そこには「幼児は脳が柔軟で、歌をたくさん聴かせることは子供の心を豊かにする。(脳の柔軟な時期に)音楽をたくさん聴かせることはその子の心にとって一生の豊かさに繋がる」と書かれていたそうで、それを読んだお兄さんは「そうなんだ、それじゃあ大好きな歌を子供に届ける仕事がしたいな」と思ったそう。そしてその気持ちを抱いたまま帰宅するとたまたま弟さんがおかあさんといっしょを見ていたそうで「これだ!!」と強く思ったのがきっかけだったそうです。
しかしどうやったらなれるのかわからない…。そこで思い切ってNHKに直接電話をして「どうやったら歌のお兄さんになれますか?」と質問。相手に「ここに電話されても困る」と言われ切られたそうですが、その後も年に何度か、毎年連絡をし続け、ある時「少々お待ちください」とおかあさんといっしょの内線に繋いでもらうことができ、そこで初めて歌のお兄さんになれるのか聞くことができたそうです。
音楽大学を経て劇団四季へ入団、その後夢だった歌のお兄さんのオーディションを通過しました。
見事お兄さんになれたから素敵な物語になっていますが、「受かっていなかったらただの変態でした」と番組内でおっしゃっていて爆笑でした!
よしお兄さん
身体を鍛えることに興味を持ち、日本体育大学へ進学。基本は体操だな、と思い体操部に入部したところ4年生で主将に抜擢されました。それをきっかけに研究室の助手にならないかという話が舞い込み、卒業後は大学に就職。体操部のコーチと研究室の助手を続けていたそうです。
その1年後、NHKから「体操のお兄さんのオーディションがあるから」と連絡がきました。「新卒を採用したいということだろうから自分が引率して後輩をNHKまで連れていきます」と大学の先生に話すと「1年しか違わないんだから君も一緒に受けておいで。せっかくだし」と言われ「面白そうだな」と思って受けたそうです。
1次審査通過…2次審査通過…3次審査通過…4次審査通過…。
連れてきたすべての後輩を蹴落とし、見事体操のお兄さんに抜擢されたそうです。
受かった時は緊張で全身が震えたとか。
14年間お疲れ様でした☆
番組出演者には厳しい掟がある!?
特に規定はなかったようですが、子供の模範になるにはどういう振る舞いが望ましいかということを出演者の方々が自主的に考えていたそうです。
道端で食べ歩きをしない、電車はガラガラの時しか座らないなど、いつどこで子供に見られてもいいようにしていたそうです。よしおにいさんはデート現場を、視聴者のお母さんとお子さんに見られたことがあるそうですが、特に問題なく結婚に至ったとのこと。
「恋愛禁止」と都市伝説もありましたが、公共の場で極端にイチャイチャしてる、とか以外は特に問題がないそうです。
大変だったことは?
年間収録数はなんと220回!
月~水は子供と一緒にスタジオ収録やミュージッククリップの撮影、木曜日は翌週のリハーサル、金曜日は歌のお兄さんお姉さんは歌の録音、体操のお兄さんお姉さんは地方収録、土曜日は地方でコンサートや取材、日曜日はお休みですがコンサートのリハーサルが入るとお休みはなし!
何より大変なのは体調を崩してしまったときに自分の代わりがいないこと!
体調管理には相当気を付けていたようですが、のどの調子が悪くなってちょっと声が出しづらくなったようなときには、他の3人が役を分担してフォローしてくれたりしていたそうです。
それだけ長い時間一緒にいて助け合っていたら、絆が深まるのも当然ですよね。
息ピッタリな4人の様子は、画面を通じてでもよくわかりました☆
お兄さんお姉さんはスタッフも兼ねている
最寄りの駅まで収録に参加する子供達を迎えに行ったり、スタジオでの注意事項を子供達に伝えたりとスタッフさながらの動きもしているそうです。
収録中に泣きだした子のフォロー、おかあさんと離れられずにぐずっている子のフォロー、怪我をしてしまった子のフォローなど、カメラがうつっていないところで治療をしたり、歌や体操をしている合間にやさしい言葉を掛けたりと、常に「子供達のために」動いてきたそうです。
おかあさんといっしょ、映画が1月に公開
館内を明るくして、歌や踊りを始め、泣いても笑っても気を遣わなくていい親子参加型のものになっているそうです。映画館デビューに最適だそうですよ。
映画館だから静かにしなきゃ…など気にせずに、肩肘張らずに来てほしい、とのことです。
また、関東限定ですが近々親子を対象とした「ファミリーライブ」というものをだいすけお兄さんとよしお兄さんでするそう。
二人の舞台での共演、とても楽しみです。
詳しくはこちら→https://www.ktv.jp/event/familylive2019/
まとめ
番組を卒業されてから、お二人が並んで映るシーンを見たことがなかったので、今日は感激でした!
NHKでの出演だったので感動も尚更だったのかもしれません。
過去60年を振り返った懐かしのシーンも楽しめましたが、何よりこのお二人の人柄が最高ですよ。ブンバボーンの踊りを披露したよしお兄さんが「お笑い芸人に見える!」と美保純さんに突っ込まれ大爆笑したり、よしお兄さんに褒められただいすけお兄さんが涙ぐむシーンなどもあり、笑いと感動の60分でした。
次はたくみお姉さんやりさお姉さんも見たいなぁ…。
それぞれのご活躍、今後も期待しています!!
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